人気アニメ「結城友奈は勇者である」(通称「ゆゆゆ」)の舞台とされる香川県観音寺市で、アニメとコラボした飲料の自動販売機が登場した。市は、ファンがゆかりの場所をめぐる「聖地」の一つになるのを期待している。 自販機は、豊浜町箕浦の「道の駅とよはま」に置かれた。側面などに「ゆゆゆ」の登場人物6人のイラストが描かれている。市は「ゆゆゆ」を活用した観光振興を進めており、事業の一環でつくったイラストが使われている。 背面には、「なるべく諦めない」「なせば大抵なんとかなる」など、主人公らが属する「勇者部」の心得も。東京から訪れた会社員原田裕貴さん(31)は「昨年から毎週のように訪れている。新しい観音寺の魅力が見えてきて楽しい」と話していた。