九州新幹線長崎ルートの佐賀県内を通る未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)の整備方式を巡り、国土交通省と県の協議が23日、佐賀県庁であった。同省は与党や長崎県が求めるフル規格整備について「収支改善効果と時間短縮効果が一番優れている」と評価したが、県側は並行在来線の問題などに触れ「県が多大な負担をして在来線の利便性を低下させることがメリットとは思えない」と改めて否…
九州新幹線長崎ルートの佐賀県内を通る未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)の整備方式を巡り、国土交通省と県の協議が23日、佐賀県庁であった。同省は与党や長崎県が求めるフル規格整備について「収支改善効果と時間短縮効果が一番優れている」と評価したが、県側は並行在来線の問題などに触れ「県が多大な負担をして在来線の利便性を低下させることがメリットとは思えない」と改めて否…
九州新幹線長崎ルート新鳥栖―武雄温泉間の整備方式見直しで、国土交通省がフル規格やスーパー特急など5方式の所要時間や建設費などの試算をまとめたことが22日、関係者への取材で分かった。各方式の課題も列挙した上で、フル規格に関して「整備効果が最も発揮される」と評価している。国交省は佐賀県との23日の「幅広い協議」でこの比較を示し、フル規格を推す姿勢を鮮明にする。 新幹線と在来線特急を乗り継ぐ対面乗り換え(リレー)、スーパー特急、フリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)、ミニ新幹線、フル規格の5方式で所要時間や課題を比較した。スーパー特急の場合、新幹線のレール幅のフル規格で建設中の武雄温泉―長崎間を、在来線の狭い線路幅に改修する工事費として約1400億円を見込む。 所要時間は武雄市の武雄温泉駅で乗り継ぐリレー方式をベースに比較した。長崎―博多間で見た場合、リレーの約1時間20分に対しスーパー特
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