タレントの眞鍋かをりさんらが以前所属していた東京都目黒区の芸能事務所「アバンギャルド」(現在は市エステートコーポレーション)が、東京国税局の強制調査(査察)を受け、06年までの3年間で約11億円の法人所得を隠して約3億数千万円を脱税したとして、同社と牧野昌哉社長が法人税法違反容疑で東京地検に告発されていたことが分かった。 関係者によると、アバンギャルドは別の芸能事務所「マテック」(目黒区)からタレントを移籍させるために、多額の移籍金を支払ったとして経費処理していた。しかし、マテックは牧野社長の親族が役員を務める活動実態の乏しい会社で、移籍させたというタレントのマネジメントは、アバンギャルドが以前から行っていたことが判明。国税局は悪質な所得隠しに当たると判断したとみられる。 また、牧野社長の個人的な旅行代金が会社の経費として処理されていたという。 民間信用調査機関によると、アバンギャル