2012年6月26日のブックマーク (6件)

  • エジプト大統領にイスラム主義のモルシ氏

    【CJC=東京】エジプトの選挙管理委員会は6月24日、大統領選決選投票で、イスラム主義組織「ムスリム同胞団」系の自由公正党のムハンマド・モルシ党首(60)が当選したと発表した。エジプト史上初の自由選挙による大統領。 アラブ世界でイスラム主義者が国家元首になるのは初めて。西側が支援する世俗派の独裁政権が支配してきたアラブ世界に衝撃を与えることは必至。 モルシ氏は、「自分は全エジプト人の大統領」と宣言、目指すのはイスラム国家だが異教徒の権利も完全に保障する、と訴えている。 モルシ氏の勝利にもかかわらず、エジプトが民主化に逆行する懸念は消えない。ムバラク独裁政権崩壊後に実権を握った軍最高評議会は新大統領に、外交権や首相を任命する権限などを移譲する一方、軍の指揮権や予算執行権などの権限は軍が持ち続ける方針。大統領と議会、軍の権限は今後制定する新憲法で規定することになっている。 ムスリム同胞団や20

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    CTJapan 2012/06/26
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  • ロシア正教会首脳が中国訪問

    【CJC=東京】ロシア正教会モスクワ総主教座の対外教会部門責任者ヒラリオン府主教が、6月19日から22日まで北京を訪問した。府主教は、現状のさまざまな制約はあるものの、正教が中国で盛んになることを期待している、と語った。ENIニュースが報じた。 今回の訪問は、「中国における正教会の地位に関するさまざまな問題」を含む「宗教団体の近況」を協議する狙い。訪問団には仏教僧も加わっている一方、中国側は政府当局者のほか、カトリック、イスラム教、仏教関係者も参加していた。 ヒラリオン府主教は19日、ロシア大使館内にある大聖堂で、聖体礼儀を行った。北京在住の各国正教会信徒のためのもの。府主教は「正教信仰がロシア中国で盛んになるように」と祈った。 府主教は20日、北京のカトリック神学校を訪問した際、「中国の宗教の中に正当な地位を保つために」、ロシア正教会の「娘」教会として、中国の自治正教会への期待を語った

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    CTJapan 2012/06/26
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  • 「新しい福音宣教」討議するシノドスを10月開催

    【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)は6月19日、この10月7日から28日開催する「新しい福音宣教」をテーマにした世界代表司教会議(シノドス)第13回通常総会の「討議要綱」を発表した。同シノドスは、福音に深く根差し、時代に適応した新しい福音宣教に対する考察を深め、それを推進することが目的。 討議要項は、シノドス委員会事務局長ニコラ・エテロビッチ大司教の「序文」に始まり、「導入」、「第1章=イエス・キリスト、人間のための神の福音」、「第2章=新しい福音宣教の時」、「3章=信仰を伝える」、「第4章=司牧活動の再活性化」、「終章」まで、全40節で構成されている。 教皇がこのシノドスを招集した背景として、現代社会における人々の信仰離れの現実に目を向け、この状況への対応を急務として示し、福音宣教の中心にあるもの、イエス・キリストと人間との出会いの重要性を再発見するよう、討議要項は促している。 ま

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    CTJapan 2012/06/26
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  • 10月11日からカトリック教会は「信仰年」

    【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)は、第二バチカン公会議開会50周年にあたるこの10月11日から2013年11月24日までを「信仰年」と定めた。 6月21日の記者会見で概要を、新福音化推進評議会議長のリノ・フィジケッラ大司教が発表した。 バチカン放送(日語電子版)によると、同議長は、教皇ベネディクト16世が「信仰年」開催を宣言した使徒的書簡『ポルタ・フィデイ(信仰の門)』を引用して、「教皇登位の最初から、信仰の歩みを見つめなおすことで、キリストとの出会いの喜びと熱意を再発見することの必要を説いてきた」教皇が、第2バチカン公会議開幕(1962年)から50年、「カトリック教会のカテキズム」発行(1992年)から20年にあたるこの年に「信仰年」の開催を希望した経緯を示し、目標と内容を説明した。 教皇は「信仰年」に教会が取り組むべき目標として、「この年がすべての信徒に、新たな確信と信頼、希

    10月11日からカトリック教会は「信仰年」
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    CTJapan 2012/06/26
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  • オバマ大統領の宗教を判らない人が米国で44%

    【CJC=東京】大統領選挙を控え、米国ではバラク・オバマ大統領の信仰が政治問題化しそうな情勢になってきた。このほど「ギャラップ」が6月22日発表した調査では、大統領の宗教が判らないとした人が44%に達していた。キリスト者、さらにプロテスタントだとする人が34%、カトリックとする人2%だった。 一方、イスラム教徒とする人は11%、無宗教だと思っている人も8%いた。 2008年の大統領選挙の際、オバマ氏が長らく通っていたシカゴ。トリニティ合同教会のジェレミア・ライト牧師が扇動的な発言を繰り返すことが問題視され、オバマ氏は様々な教会の礼拝に出席し、同牧師との距離を置くなど対策に大わらわだった経緯がある。 さらにオバマ氏は、歴代大統領とは異なり、演説でキリスト教に関係する言葉を使い、イメージ作りに努めていたのに、今回の調査は、大統領がキリスト教信仰を告白しても、それを信じていない人が一定の割合を占

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    CTJapan 2012/06/26
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  • 米南部バプテスト連盟に初の「黒人」議長

    【CJC=東京】米南部バプテスト連盟(部=テネシー州ナッシュビル)はニューオーリンズで開いた年次総会で6月19日、新議長にフレッド・リューター第一副議長(55)を選出した。 同氏はニューオーリンズの黒人主体のフランクリン・アベニュー・バプテスト教会牧師。圧倒的に白人主体の同派では創立以来167年で最初の「黒人」議長。 リューター氏指名の動きは1年以上前からあり、今回対立候補は出なかった。 当日は1862年に奴隷制が禁止された記念日。7900人の代議員が「ハレルヤ」と叫び、1分以上も歓呼の声を上げるなか、リューター牧師は「神がなされた業のために栄光あれ」と、受諾宣言を行った。任期を終えたブライアント・ライト議長が腕をリューター氏に巻き付け、祈った。 リューター氏は、2005年のハリケーン・カトリーナによる大被害を受けた教会の再建に努め、路上伝道の経験も生かし教会員を3400人にまで増加させ

    米南部バプテスト連盟に初の「黒人」議長
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    CTJapan 2012/06/26
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