2012年10月19日のブックマーク (2件)

  • ジェンダー問題、WCC総会テーマからさらなる分析

    来年10月に第10回世界総会を韓国釜山で開催する予定の世界教会協議会(WCC)は、総会テーマとして「いのちの神よ、我らを正義と平和へ導きたまえ」を掲げている。 WCCの発行する雑誌「エキュメニカル・レビュー」特別編集人のフラタ・ルスング・モヨ氏およびサロジニ・ナダル氏は、最新号において現代の倫理問題、神学問題の分析において「ジェンダー問題」は欠くことのできない重要な要素であると指摘している。 両者はジェンダー問題について、「(現代社会においても)異なる人種、階級の間、あるいはカースト制度下などにおいて女性と男性の間に存在する不平等な力の差異が認識できている」と指摘している。 エキュメニカル・レビュー編集長のセオドア・ギル氏は、「総会テーマに基づいて、ジェンダー問題を改めて再考し、女性が経験する諸問題、ジェンダー差異の分析において新たな枠組みを作っていきたい」と述べている。 現代女性の直面す

    ジェンダー問題、WCC総会テーマからさらなる分析
    CTJapan
    CTJapan 2012/10/19
    ジェンダー問題、WCC総会テーマからさらなる分析
  • 孤独、孤立を無くしていける教会へ

    9月9日、札幌レインボーチャペル(札幌市中央区)で「現代の貧困問題を考える」教会セミナーが行われた。 講師として講演を行った同教会教会員で藤女子大学教授の後藤昌彦氏は、現代の貧困問題について、「人類はいまだに貧困という問題を解決できていないが、そのことを理解すること、教会には『地の塩』として働く役割があり、そのためには今の社会を理解することが重要である」と伝えた。 後藤氏は貧困問題の起きる仕組みについて、高齢者、病気、障害など「売るべき十分な労働力がない場合」、および失業、低賃金など「労働力が再生産されるだけの賃金を獲得できない場合」について生じることを説明し、「生活が苦しくなると生活構造を組み替える必要が生じるが真っ先に抑えるのが費で、次に抑えるのが被服費となる。雑費は抑えられない。この組み換えに失敗すると、家庭は崩壊し、人間らしさを失わせる」と貧困問題の深刻さについて伝えた。 日

    孤独、孤立を無くしていける教会へ
    CTJapan
    CTJapan 2012/10/19
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