食品大手「マルハニチロホールディングス」の子会社の群馬県にある工場で生産された冷凍食品から農薬が検出された問題で、回収の対象となっているホットケーキを食べた山形県内の女性が吐き気などの症状を訴えていたことが分かりました。 この問題は「マルハニチロホールディングス」の子会社、「アクリフーズ」の群馬県にある工場で製造されたピザやコロッケなどの冷凍食品から農薬の一種「マラチオン」が検出されたもので、会社が商品の回収を進めています。 山形県によりますと、先月31日の昼ごろに山形県内に住む女性が回収の対象となっている「セブンプレミアムホットケーキ」を食べたあと、その日の夕方になって吐き気や下痢などの症状を訴え、4日夜、県が設置した専用の電話窓口に相談したということです。 山形県では食品が残っていないことや、症状がこの時期に多くなるノロウイルスによるものと似ていることから、群馬県や会社などが行っている