湯川玲子✕二村ヒトシ「日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない」を購入。数ページ読んでひとまず挫折。いまの自分のための本じゃなかった。10年、せめて5年前に読みたかった。 「セックスしたい」という気持ちがなくなって、どれくらいになるだろう。彼女がいたときも、触れあったりじゃれあったりするのは好きだったけど、セックスはあまり求めていなかった。甘えたり甘えられたり、求めていたのはそういう親愛の情の表現であって、性欲はお互いごくたまにしか湧かなかったんじゃないかな、たぶん。だからといって彼女以外の誰かに欲情したりとか、そんなこともなくて、本当に枯れていた。いつからそんなふうになったんだろう?若いころはそうじゃなかった。人並みに性欲はあったし、それなりにいろいろと試したりもした。ほんと、いつからなのかなあ、興味を持たなくなったのは。本当はやりたいと思ってるくせに、「どうせ俺なんてセックスにあり