わかっちゃいるけどやめられない(避けられない)私たちの思う各種悪癖に対して、「必ずしも悪いものではないのだよ」と、ダメな自分を部分肯定し、受け入れられるように救いの手を差し出して、本書は全編通して冗談めかしてはいるものの、本当は優しさがあります。 著者は? リチャード・スティーヴンズ(Richard Stephens)イギリスのキール大学心理学上級講師。2010年に「悪態をつくことにより苦痛を緩和する」研究でイグ・ ノーベル賞を受賞。その他「二日酔い」「悪態語」についてなど、ユニークな研究を発表している。2014年、ウェルカム・トラスト財団のサイエンス・ライティング賞受賞しています。 目次 第1章 相手かまわず 古い道具の新たな用途|男の気持ちになる/女の気持ちになる しかめっつらをしよう|甘美な痛み|セックス、セックス、またセックス セックスでストレス対策|赤の魅力|男はそれを断れない|