ブックマーク / slib.net (7)

  • 右利き主流の起源について

    フランシス・ローレライ 左利きは、全人口の約10%にしか満たず、大多数の人間が右利きと見られる。また右利きのうち、95%が言語活動の際、主として左脳半球の言語野を使うらしいが、左脳を重点的に使用する点で右利きの性癖と整合する。 この様な右利きと左言語野との組み合わせは、太古の時代、火が使われる様になると共に一般的となり、そのまま現代人に引き継がれているのではなかろうか。 1.直立歩行と心臓の位置 人類史をたどれば、人間の祖先はアフリカ大陸を故郷とし、悪天候や外敵から身を守るため、暫く森林で生活していたが、大陸の東側を南北に走る「大地溝帯」に出てから料を求め、直立歩行する様になったと言われる。 その結果、心臓の位置に関し、身体の中央寄り、そして(左右の心房を含む)上部が道の側を向き、(血液を動脈に送り出す左右の心室を含む)先端部分が、左向きかつ身体の前方(外側)を向く様になった。 ついて

  • お金の話は嫌い。この世のルールが一つ分かった。 ああ、要するに金の匂いがしちゃ駄目なんだな。

    夏みかん お金の話は大嫌い。 この世のルールが一つ分かった。 ああ、要するに金の匂いがしちゃ駄目なんだな。 私は利用中のSNSで、独自のルールを発見し、深く賛同した。 確かに、金の話ならよそでやってくれと言えなくもない。 朝から椎名林檎のありあまる富を聞きたくてしょうがなかった。 父の仕事が、如何にもプロジェクトという感じで、下町ロケットみたいでつい熱くなってしまい、たくさんネットで語ってしまった。 父に「お爺さんになってもいいから、拘って仕事しなよ」と言葉をかけ、そして来る氷河期に向けて私は家族に投資すると決めたわけで。 こんな人生だ。賭け事くらいあってもいいだろう。 一世一代の博打だ。それも形になって返ってくる、勝ち博打だ。 必ず100万貯めて、父に手渡す。 そう決めて、私はネットを昨日閉じた。 そんなことより、朝の家族の時間を、父と母と過ごす時間を、祖母の説教の大切さを。 メダカとベ

  • 君と僕との勘違いの苦悩 - 甘めの恋愛モノ

    病家 どうも病家です。この作品は甘めの恋愛モノですので苦手な方は戻るをお勧めします。「君と僕との勘違いの苦悩」どうぞ。 ep.1 オモイチガイ 彼女は1人だった。 いつも1人でいた。 教室でいつも1人でを読んでいる。 見た目はいたって普通だった。違う点といえば、いかにも天然そうで、髪は艶やかな黒色というところだけだ。 1人でいるにも関わらず、いつも笑顔だった。 「なぁ、なんでいつも1人なんだ?寂しくとかねぇのかよ?」 「え、えーっと?誰でしたっけ?」 笑いながら首を傾げる彼女は特に詫びもなくそう答えた。 「俺か?俺は 狩野 祥哉(かりの しょうや)よろしくな!」 彼女には祥哉は光り輝いて見えた。 「お前さ、名前なんて言うんだ?」 「え、えっと 上山 美月(かみやま みづき)です」 「美月っていうのか!お前全然喋らないから知ら・・・」 そして視界が歪み世界が歪んだ。 気がつくと机に突っ

    君と僕との勘違いの苦悩 - 甘めの恋愛モノ
  • 45歳、東京、心臓病、手術 - サイボーグの目覚め

    ALTVENRY これは、2006年から2007年にかけての体験を描いたもので、フィクションではありません。心臓手術というと60歳以上の年配を連想するかもしれません。もちろん私がヤングというわけではなく、婦長(今は士長でしょうか。看護婦ではなく看護士)さんと同い年だった事実はあるものの比較的若い方の部類でした。 音楽活動の方でもこの時の体験をもとに「サイボーグ」という曲を書きました。多分どこかの動画サイトで見られるかもしれません。 不安の兆し 人間年をとってゆくといろんなところが悪くなって行くものです。歯が悪くなれば歯医者に通い、近いものが見づらくなってくれば眼鏡屋に行ったり……。治療したり眼鏡を作って済む段階を越えても、一から数差し歯や義歯の世話になったり、眼科に行って水晶体などを交換したり……。私に起こったこともそんな出来事の一つだったのです。 心臓という場所は、脳と同様にそこにな

    45歳、東京、心臓病、手術 - サイボーグの目覚め
  • 魔法のピッチングフォーム(第1章)

    星こうすけ 苦難乗り越え「いい投手」に プロ野球の中継ぎ投手が苦労しながら「いい投手」になっていく姿を悲喜こもごもに描いたSFファンタジー小説。作品では投手や野球人が抱える悩みや苦労、夢を現実的に描く一方、誠実に生き、努力を重ねる主人公が「福の神」に出会い、最後の最後に目指す「魔法のピッチングフォーム」を手に入れるまでをコミカルに描く。「もう一度、プロのマウンドに立つ」 波乱万丈の野球人生を送りながらも決してあきらめない主人公の姿が、読者に勇気を与えてくれる。(千葉日報9月10日付紹介記事より) 星空文庫掲載作品を単行化。 千葉ロッテ、阪神、西武で中継ぎ投手として活躍され、ロッテ時代には最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを獲得された川崎雄介氏より絶賛頂き、単行の帯を担当していただきました。 鳥影社より発売中。なお、単行化に際し、最初の一章を掲載いたしまた。 彼は小走りにブルペンへと向かい、

    魔法のピッチングフォーム(第1章)
  • 信州大学文藝部 - 楓

    信州大学文藝部楓です。毎週月曜日に書いて持ち寄った一題小説の中から選ばれたMVPをここでは掲載しています。

    信州大学文藝部 - 楓
  • 個々の主体を持たない雲のようなはなし。

    星空文庫の人より転載元の許可有無を問われています。一部転載許可があり一部見做許可(無断)があります。自分は署名と著作権は一対との考えで匿名文章については感銘をうけひろめたいものを転載するだけです。転載が文化であるtumblrに移転すれば邪魔をうけず読まれるべき文学をひろげられますか。tumblrに移転したらこの転載はけすよ。akayume[at]mail.goo.ne.jp

    個々の主体を持たない雲のようなはなし。
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