教育 「定員内不合格出すな」 高校入試で県教育庁通知2011年3月4日 Tweet 県立高校の入試について各学校長宛てに出された通知文 県教育庁が県立高校入学者選抜(入試)について、定員割れをしている場合の定員内不合格者が出ないよう合否判定基準の見直しなどの検討を促す通知文を各県立高校長に出していたことが3日までに分かった。定員割れの学校は、入試の得点や中学校の内申が合格基準に満たなくても、基準を変更することで入学させるよう促す内容。諸見里明県立学校教育課長は「強制ではない。合否は学校長の裁量だ」と説明。高校教育や入試制度の在り方自体が問われる内容で、現場からは「成績が追い付かず、学習意欲がない生徒まで合格にすれば、授業が成り立たない」など戸惑いと反発の声が上がっている。 文書は「県立高等学校入学者選抜における定員の確保について(通知)」として2月25日、課長名で各学校長宛てに出された