2010年1月17日のブックマーク (6件)

  • 透けブラ少女は空を翔る - Everything You’ve Ever Dreamed

    事故を告げる電光掲示板。僕はホームから夜空を眺めた。人身。遅延。予め組み込まれた橙色の文字列が素知らぬ顔で左から右へと秋風のなかをすり抜けていく。左から右へ。橙色のドット。駅員に詰問する会社員風の男。弁明する腕章を巻いた駅員。喧騒。ヘッドフォンをして気長に電車の到来を待つことにした僕に、女性が「なにがあったんですか」と尋ねてきた。僕は電光掲示板に映しだされた文字をそのまま声にして繰り返した。音のないヘッドフォンを介した僕の声はやけに無機質で遠く、あの掲示板の親戚みたいだった。ヘッドフォンの音量を上げる。プライマル・スクリームの「ロックス」が僕に飛び込んできた。 「ロックス」が収録されていたアルバムは出来損ないのストーンズみたいだった。カート・コバーンがショットガンで頭をぶち抜いたあの年の秋、大学生だった僕はダメストーンズをCDウォークマンに入れてヘビーローテーションしていた。あの日も何かの

    透けブラ少女は空を翔る - Everything You’ve Ever Dreamed
    CalCium
    CalCium 2010/01/17
    秀逸
  • 続々・私の異常なお見合い または私は如何にして家を追われて神を求め、極太ディルドをつくるに至ったか

    ウォシュレット。ああそんな、そんなところまで、などと呟きながらひんやりした便座に座り、小さな悦びにうち震えてはらはらと涙を流していた。口ずさむは即興戯曲《ウンコとウォシュレット》。「ああウォシュレット、あなたはどうしてウォシュレットなの」。お見合い以来、僕は追い詰められて生活が破綻寸前。用を足せばこのようにわけもなく涙をはらはらと流す有り様。というのも先日お見合いをした娘からの大河ドラマ「天地人」感想メールに加え、その母親からも連日、「オホホいつ我が家に遊びにきてくれるの?」やら、「家族一同楽しみに来訪をお待ちしておりますオホホ」というふざけたメールが執拗に送られてくるからだ。 オホホ。なにがオホホ。浮かれてる。みっともない。僕が間抜け面に北京ダック片手で赴くような安い男とでも思っているのだろうかオホホ。腹立たしい。来なら若い女性とお話が出来るのはオホホな心境になるのだが。普通の女性なら

    続々・私の異常なお見合い または私は如何にして家を追われて神を求め、極太ディルドをつくるに至ったか
    CalCium
    CalCium 2010/01/17
    「二時間分髭が伸びた僕」
  • 続・私の異常なお見合い または私は如何にして恥も外聞も尊厳も捨てインポを告白するに至ったか - Everything You’ve Ever Dreamed

    スクリーンの深キョンドロンジョを舐めまわすように眺め、満喫し、さあ帰ろうとビールの残りを飲み干して、ふと隣を見ると先日僕とお見合いをした女性が座っていて驚いた。そうだそうだ。酒を飲んで深キョンのコスプレに没頭するあまり忘れてた。僕は二つ以上のことを頭に留められない。そして彼女は戦国時代好き西軍派、趣味コスプレ。 お見合い以来彼女からメールが送られてくるようになった。毎晩ほぼ午後十時に送られてくる。大半は「土手に花が咲いてましたぁー梵天丸もかくありたい(添付/花のついていない雑草)」「毘沙門天も攻め落とせなかった夜の小田原城の勇姿ですぅ(添付画像/一面ニ百万画素の闇)」というような嫌がらせメールで、最初は笑い飛ばしていたのだけれど、次第に精神が圧迫され、上下違うスーツを着てツートンカラー出勤をする、駅の便所で外人並みのウンコをしたあとで流すのを忘れ知らないオッサンに叱られる、という具合で生活

    続・私の異常なお見合い または私は如何にして恥も外聞も尊厳も捨てインポを告白するに至ったか - Everything You’ve Ever Dreamed
    CalCium
    CalCium 2010/01/17
    やっぱこの人の文書は面白い。なぜなら僕は村上龍が好きだからだ。「居酒屋の蛍光灯には虫の死骸がびっしりと張り付いていた。」この締めとかまさに村上龍っぽいし
  • あの夏、地上最大のオッパイが。- Everything You’ve Ever Dreamed

    ピーチジョンのエロティックな広告写真。ホームに滑り込む電車の騒音をバックミュージックに、それを舐めるように見ている僕の後ろを一人の淑女が通り過ぎて行った。振り返り横顔を見る。間違いない。彼女だ。あの夏、僕の人生を、僕の未来を変えてしまった地上最大のオッパイの主。ヴィーナス。声をかけようとしたが名前を思い出せなかった。あれほど追い求めた存在であったのに。 1991年の夏。高校三年生だった僕と悪友の西ヤンは腐っていた。真面目にやっている連中、反抗している連中、すべてを斜めから見ていた。授業。夏期講習。体育祭の創作ダンスの練習。すべてをサボタージュして大半の時間を第二校舎の屋上で潰していた。僕らは屋上を「ヘヴン」と名付けて、毎日のように、流れていく雲や富士山のシルエットを眺めたり、昼寝をしたり、買ってきたエロを模写するという意味のない行動をしていた。空は青く、太陽の陽射しは心地よかった。いつか

    あの夏、地上最大のオッパイが。- Everything You’ve Ever Dreamed
    CalCium
    CalCium 2010/01/17
    村上龍の読み過ぎ
  • 学生の人に感覚を掴んでもらいたい、学生生活と社会人生活の違い - じゃがめブログ

    学生生活と社会人生活は、リズムから何からまるっきり違うものです。伝わりやすいように、ゲームに例えてみます。 学生生活と社会人生活の違い 学生生活は、例えるならドラクエです。速度に多少の差こそあれ、とにかく時間を使った分だけ『ステータス』は上がり、失敗してしまってもすぐやり直すことが出来る。話も決まっているので、進めるのにそれほど苦もありません。しっかり『ステータス』さえ上げればクリアすることは可能ですし、クリアレベルによって『レアアイテム』がゲット出来ます。これが、後々で効いてきます。 ところが、これが社会人生活になるとちょっと変わってきます。社会人生活は、トルネコの大冒険です。決まった経路などは無く、実際に飛び込んでみるまでどうなるのか解らない。ボーッとしてたらどんどんお腹が空くばかり。かと言って、頑張って時間を掛けたのに失敗して結果が残せないなんてこともしばしば。だから、考え方を「ヘコ

    学生の人に感覚を掴んでもらいたい、学生生活と社会人生活の違い - じゃがめブログ
    CalCium
    CalCium 2010/01/17
    トルネコを自分でやったこと無いほど非ゲーマーだけど納得できた
  • センター試験解答速報2010

    東進のセンター試験解答速報。倫理の問題を公開しています。大学入試センター試験の解答速報のページです。

    CalCium
    CalCium 2010/01/17
    まるにでFA