ソフトバンクの孫正義社長から岩手県への義援金10億円の贈呈式が2日、東京都内のホテルであり、達増拓也同県知事が目録を受け取った。 達増知事は「大変ありがたい。被災者には有意義に活用してもらえればと思う」と感謝の言葉を述べた。孫社長は「一日でも早く、被災者に義援金が直接届くように願っている。個人でできる範囲は微々たるものでまだまだ足りないが、(被災者の)前進につなげてほしい」と話した。 孫社長は、東日本大震災の被災者に向けて個人として100億円の義援・支援金を寄付することを発表。岩手、宮城、福島の各県に10億円ずつ、茨城、千葉両県に各2億円を送付した。