本日(1/15)、独Innotekが自社のVirtualBoxをオープンソース化したことで、仮想化ソフトウェアの市場はますますFLOSS(Free/Libre and Open Source Software)優勢へと傾いた。オープンソース版として登場したVirtualBox Open Source Edition(OSE)は、32ビット版WindowsおよびLinuxホスト上で動作し、数々のゲスト・オペレーティングシステムをサポートしている。 ドイツのInnoTek Systemberatung GmbHの事業は、IBMのインフラストラクチャを実行していた企業や金融機関の支援から始まった。「そうした企業の多くはOS/2のような時代遅れのプラットフォームを使い続けていた。そうした巨大なインフラストラクチャはおいそれと気軽に置き換えることができないため、仮想化技術はごく自然なソリューションだ