【北京=三塚聖平】中国当局は23日までに、オンラインゲームに関する新たな規制案を公表した。オンラインゲームに関して「国家安全に危害を加える内容を含んではならない」と明記したほか、未成年者に対して「ガチャ」と呼ばれる有料のくじ引きのようなサービスを提供することを禁じた。 中国当局はこれまでも、未成年者のオンラインゲームの利用を制限するように企業に求めてきた。新規制が導入されれば、さらに規制が強まることになる。 中国でメディアなどを管轄する国家新聞出版署が22日、パブリックコメント(意見公募)のために「オンラインゲーム管理規則」案を公表した。来年1月22日まで意見を募集する。 それによると、同規則案は「ユーザーの合法的な権益を保護し、未成年者の心身の健康を保障する」ことなどを立法目的に掲げた。 ゲームの内容に含んではならない内容として、「国家の統一や主権、領土の保全を脅かす」ことや、「国家秘密