夕張で汽車フェスタ 2007年08月30日 北海道の炭都・夕張の足を支えた鉄道の遺跡や列車群の保存運動をしている三菱大夕張鉄道保存会は、老朽化した列車の修繕費を捻出(ねんしゅつ)するため、北海道夕張市南部の旧南大夕張駅跡地で「汽車フェスタ2007」を開催した。 奥山道紀会長(48)ら保存会のスタッフが朝から総出で、同所に展示されているラッセル車、客車の掃除や飾り付けをした。カフェや屋台も開き、寄付を募るとともに絵はがきや記念品を売り出した。また、特別サービスでラッセル車の前照灯を点灯して警笛を鳴らしたり、雪かきウイングを出したりして、訪れた鉄道ファンを喜ばせた。