新機能備えたスカイブルー 福岡市地下鉄の新型車両、29日に運行スタート 姪浜駅で一番列車出発式 2024/11/15 19:32 (2024/11/16 11:30 更新) [有料会員限定記事]
北陸新幹線小浜ルート(福井県敦賀市-同県小浜市-京都市-新大阪)の、福井県から京都府に至る山岳トンネル区間約80キロの工事で出る発生土(残土)のうち、約30%が重金属の含有量や溶出量が基準値を超える「対策土」になるとの見通しが明らかになった。国の「建設工事における自然由来重金属等含有岩石・土壌への対応マニュアル改訂委員会」で委員長を務めた京都大の勝見武教授=地盤環境工学=が京都新聞社のインタビューに応じ、「基準値の数百倍といった(高濃度な)対策土が…
JR西日本が明石市の神戸線大久保-魚住間で計画していた新幹線車両基地について、整備を断念したことが15日、同社や明石市への取材で分かった。山陽新幹線の利用状況がコロナ禍前の水準まで回復していないことなどを踏まえた判断という。 計画が表面化したのは2019年11月。リニア中央新幹線の大阪延伸で、山陽新幹線の需要拡大を見込み、37年までに約30ヘクタールの基地を整備する構想だった。在来線の新駅や宅地、商業地の開発も検討していた。 JR西は、20年3月に計画案を明石市に示す予定だったが、コロナ禍で延期に。市は今年5月、現状と今後の見通しを尋ねる文書を同社に提出。今月6日付でJR側から中止を伝えられたという。 基地の計画が浮上した地域は近郊農業の優良地で、市が生産性の向上を目指し、大規模な農業用水のパイプライン整備を予定していたが、計画を受けて凍結していた。市政策局の山口泰寛プロジェクト部長は、今
岡山―総社間20・4キロを結ぶJR吉備線(桃太郎線)が15日、1904(明治37)年の開業から120年を迎えた。総社駅(総社市駅前)で記念式典や特別列車の出発式があり、関係者がさらなる発展を願った。 市民有志らでつくる「吉備線を愛する会」が主催。愛する会の浅野智英代表(64)が「総社の基盤を築いた鉄道。これからも利用していこう」とあいさつし、テープカットで節目を祝った。 続いて午前9時すぎ、JR倉敷駅の原祥晃副駅長と愛する会運営ボランティアの奥田裕子さん(41)=同市=の合図で「120th 吉備線」と書かれたヘッドマークを付けた岡山行きの特別列車が出発。市や地元経済界の代表、鉄道ファンらが見送った。 特別列車は約1カ月間運行する予定。初便に乗り込んだ自営業の男性(50)=同市=は「のどかな沿線風景が気に入っている。記念日に立ち会えてよかった」と話していた。 16日午前10時から音楽演奏やグ
磐越西線の全線開通110周年を記念するイベントが新潟県阿賀町と福島県西会津町で開かれた。難工事の末に開通したとされる当時に思いを寄せながら、110年の歴史をかみしめていた。 磐越西線は1914年11月1日、阿賀町の平瀬トンネル(2006メートル)が開通したことにより、津川駅から西会津町の野沢駅間が開業し全線開通した。 トンネルは、鹿瀬駅側が軟弱な地質、日出谷駅側が硬い凝灰岩で湧水量が多いなど、難...
来年4月13日の開幕まで半年を切った2025年大阪・関西万博を盛り上げようと、比叡山鉄道(大津市)は、比叡山延暦寺と山麓の京阪坂本比叡山口駅付近を結ぶ坂本ケーブルで、万博のヘッドマークを掲出したケーブルカーを運行している。 同社が、万博を運営する公益社団法人「2025年日本国際博覧会協会」と広報・プロモーション参加協賛契約を締結したのにあわせ、今回の取り組みを企画した。万博が閉幕する来年10月まで運行する予定。 万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を発信するため、坂本ケーブルの1号車「縁号」と2号車「福号」のヘッドマークに、それぞれ万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を使った異なるオリジナルデザインを採用した。 運行区間はケーブル坂本駅―ケーブル延暦寺駅で、運行時刻は午前8時~午後5時半(12月~翌年2月は午前8時半~午後5時)。30分間隔で運行している。 比叡山鉄道の会社広告(
土讃線日下駅~高知駅間の開通100周年を記念するステッカーを付けた列車に出発の合図をする高知市の桑名龍吾市長(中央)ら=高知市のJR高知駅で2024年11月15日、前川雅俊撮影 JR土讃線の日下駅(高知県日高村)~高知駅(高知市)間(約17キロ)が15日、開通から100周年を迎えた。高知駅で開かれた記念式典には、JR四国の寺川隆裕取締役、高知県の浜田省司知事のほか、高知市の桑名龍吾市長ら沿線3市町村の代表らが出席した。 寺川取締役は「地域の皆様にご利用いただき、100周年を迎えられた。これからも基幹的な公共輸送機関として、地域の皆様と一緒に引き続き頑張っていきたい」とあいさつ。浜田知事は「観光やビジネスの中心になる路線として、高知県の発展に大いに寄与していただいた」と感謝を述べた。【前川雅俊】
全国交通系ICカード利用終了のお知らせが貼り出されたJR熊本駅前のバス乗り場=熊本市西区で2024年11月16日午前11時44分、中村敦茂撮影 熊本県のバス・電鉄5社が16日、「Suica(スイカ)」など全国交通系ICカード(全国IC)による運賃決済を取りやめた。全国ICから離脱する初の事例で、慣れ親しんだ乗客からは戸惑いの声も聞かれた。 5社は、九州産交バス▽産交バス▽熊本電気鉄道▽熊本バス▽熊本都市バス。2016年に全国ICを導入したが、機器更新の負担が重いとして廃止を決めた。代わりに機器がより安価なクレジットカードなどのタッチ決済を25年3月に導入するが、それまでは現金か地域限定の「くまモンのICカード」のみでの決済となる。 熊本市の桜町バスターミナルでは各所に廃止の案内が貼り出されていた。同市東区の男性会社員(55)は「仕事の移動で(全国ICが使える)JRとの乗り継ぎが多い。くまモ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く