団体の女子フリーで最終滑走を務めたROCのカミラ・ワリエワ=北京・首都体育館で2022年2月7日、手塚耕一郎撮影 北京冬季オリンピックでフィギュアスケート団体のメダル授与式が「法的問題」のために急きょ延期されたことについて、五輪専門メディア「インサイド・ザ・ゲームズ」は9日、金メダルを獲得したロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)にドーピング(禁止薬物使用)の疑いがあることが原因と報じた。 ロイター通信は、ロシアメディアによる情報としてワリエワの検体から禁止薬物で心筋梗塞(こうそく)などの治療に使われる「トリメタジジン」が検出されたと報じた。