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ブックマーク / unvisibleman.hatenadiary.org (1)

  • ある都市遊民の肖像 vol. 2 - 自己処罰のスパイラル

    自己処罰は麻薬のようなものだと僕は思っている。癖になるし一度ハマるとなかなか止めることができない。そして確実に自分を蝕んでいく。 自己処罰は快感を伴う。なぜならそれがストレスのはけ口になるからだ。そこには加害者である自分を安全圏に置いたまま相手を叩きのめすことができるという意味で、虐待と同じ心理がある。世の中でもっともたやすい批判対象は自分自身だ。対象が自分自身なら相手に反論されて歯痒い思いをする心配もない。好きなだけ相手を叩けるし、それがどれだけ過酷であろうと相手は逃げない。逃げないだけでなく相手が苦しむ様も流した血もすべてを100%感じることができる。しかも加害者である自分の罪を問われることはなく、被害者である自分を擁護する公平なジャッジは期待できない。望むだけ相手をいたぶって溜飲を下げることができる、最も容易で最も効果の高い虐待、それが自己処罰だ。 また自己処罰は、批判することで一定

    ある都市遊民の肖像 vol. 2 - 自己処罰のスパイラル
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