世界から2周3周遅れの日本で食品ロスを減らし利益を増やす一つの策とは?記事を読んでいる方からメールが届いた。欧州諸国は賞味期限切れスーパーを立ち上げるなど、食品ロス=悪 として対処する動きが活発化しているが、日本の食品小売業界ではコンビニ中心にまだまだ積極的な対応ができていない、という内容だ。 この方は、日本の食品小売業をより良くするための業務に就いておられる。 そんな中、ある大手コンビニエンスストア加盟店で、年間400万円、利益を増やしたことを教えて頂いた。 その対策をする前は、月間で最大50万円分の食品(年間で600万円の食品)を廃棄していた。 対策を講じた後は、月間での廃棄は17万円分(年間でおよそ200万円の廃棄)にまで改善された。 年間にすると、その差、つまり、捨てるのを防いだ金額は、およそ400万円。 その店が行なった対策のうち、主なものを5つ挙げてみる。 売れなくて処分される