スイスとイタリアの国境に位置するマッターホルンの山頂に「hope(希望)」と映し出された光のメッセージ(2020年4月1日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【4月3日 AFP】新型コロナウイルスの流行で世界が混乱に陥る中、スイスとイタリアの国境に位置する山「マッターホルン(Matterhorn)」に光のメッセージが投射され、困難な時期に一筋の光となっている。 全長800メートル近い光のプロジェクションは、1週間以上前に始まり、毎晩行われている。イタリアと接するスイス南東部にそびえるマッターホルンから約4キロ離れた地点から、山の北と東の斜面に投射されている。 世界各地の建築物を使って作品を発表してきたスイス人の光のアーティスト、ゲリー・ホフステッター(Gerry Hofstetter)氏は、「スイス国旗から始めた。この山とわれわれの国に語り掛けるものだからだ」と説明