トルコの首都アンカラで開かれた展覧会で、ロシアのアンドレイ・カルロフ駐トルコ大使を射殺したブリュト・メルト・アルトゥンタシュ容疑者(2016年12月19日撮影)。(c)AFP/Sozcu daily/Yavuz Alatan 【12月22日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は21日、首都アンカラ(Ankara)でロシアの駐トルコ大使を射殺した男について、今年7月のクーデターを首謀した疑いがかけられている米国在住のイスラム教指導者フェトフッラー・ギュレン(Fethullah Gulen)師の組織に所属していたとの見解を、初めて示した。一方でロシア政府は、結論を急ぐべきではないとの見解を示している。 アンドレイ・カルロフ(Andrei Karlov)大使が殺害された19日の事件はロシアに衝撃を与えた。ロシア政府は報復を辞さない構え