「いつ終わるかわからない」介護は誰もが直面する課題 日本は、4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎えています。その数は、団塊の世代が75歳以上となる2025年に、さらに増えると推定されています。老いた両親や配偶者とどのように暮らすのか。今や介護は誰もが直面する課題となっています。 特に介護は子育てと違い、「いつ終わるかわからない」という特徴があります。また、日を追うにつれ手がかかるようになるため、介護を支える家族に大きな負担を強いることとなります。 そこで今回は、介護に携わる家族の負担を軽減し、介護が続けられる状態を維持するため、「収納」という切り口から5つのステップを紹介します。 「人に頼る」ことを良しとし、人に頼るために収納を ①「人に頼る」ことへ頭をシフトチェンジ まず初めに、「人に頼る」ことを良しと考えてみましょう。入浴、排泄、食事の介護や、掃除、洗濯、通院の送迎の介助などは