「第9地区」を見た。 ゲロ映画の系譜というものがあるんだけど、その線で良かった。やや、世界の空気感が一辺倒だったかな。市内とか、空気の変わるところでブラックジョークがひとつふたつあるといいかも。あと母船の内部のカットが1カット是非あるべき。 民間軍事会社の歩兵の仕事が非常に強靭に描写されていて、異星人を実効的に制圧しているんだという説得力が強く出ているのが大事。そこがしっかりしているのでお話がゆるまずに引き締まっている。見事な、クリップボードとアサルトライフルを持った人間最強の世界観。左手にお役所仕事、右手に軍事アウトソーシング。 武器的に見ていくのも非常に面白く、HALO映画化のために集められた人材の作ったプロットだということがよくわかる。 主人公登場 →拳銃 →アサルトライフル →スナイパーライフル →ショットガン →火炎放射器 →(一時的に武装を奪われてスニーキングするパート) →ナ