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2014年8月14日のブックマーク (2件)

  • 東浩紀『動物化するポストモダン』はどこがまちがっているか――データベース消費編|しんかい37(山川賢一)

    (一応価格が表示されていますが、稿は無料で最後まで読むことができます。お支払いは、気が向いた方のみで結構です) 批評家、東浩紀は、現代社会論的な観点から、アニメやノベルゲームライトノベルといった、いわゆるオタク系のサブカルチャーをしばしば論じています。この方面での代表作は、『動物化するポストモダン オタクから見た日社会(以下動ポモ)』になるでしょう。 しかし東のオタク文化論にたいする、人々の評価は安定しません。東の提示した概念(データベース消費、動物化など)にもとづいて自論を展開する論者は、すでに何人も現れています。いっぽうで、彼の主張を強く批判する論者もあとを絶ちません。なぜでしょうか。理由の一つは、一見平易な文章で書かれているにもかかわらず、『動ポモ』には難解な面があり、論者により解釈が一致しないことにあります。 肯定するにせよ批判するにせよ、『動ポモ』に満足な評価を下すためには

    東浩紀『動物化するポストモダン』はどこがまちがっているか――データベース消費編|しんかい37(山川賢一)
    ChieOsanai
    ChieOsanai 2014/08/14
    「そもそも動物はアニメを見ない」って批判したら「『動物』という言葉はメタファーだ」って反論が返ってくるだろうけど、メタファーだったら「最近のオタクは馬鹿になった」っていういつものアレと一緒だからな
  • 戦場のミソジニー - Apeman’s diary

    田中利幸氏の著作『知られざる戦争犯罪 日軍はオーストラリア人に何をしたか』(大月書店)の第3章は旧日軍がオーストラリア軍の従軍看護婦を殺害した事件を扱っているのだが、当ブログでこのをとりあげた際、そうした虐殺の心理的背景についての田中氏の分析を次のように要約しておいた。 第3章のテーマは「女性にとって戦争がもっている「普遍的な質」とは何かを探る」ことである、とされる。事例としてまずとりあげられるのはインドネシア・バンカ島での豪従軍看護婦虐殺や、慰安婦強要(未遂)事件、および他地域での慰安所であるが、ドイツ軍や連合国軍による性暴力の事例も多く紹介され、「男性支配文化」そのものを問題にする視点が強調されている。上官には支配される立場でありながら敵に対しては支配力を発揮しなければならない、という矛盾した立場に置かれた下級兵士にとって、強姦は敵への支配力を自己確認するうってつけの手段であり

    戦場のミソジニー - Apeman’s diary