一言で「ケインズ政策」といわれても いろいろあるので、何とも言えないんですけどね。。。。 まあ、おいらなりに「ケインズ政策」という言葉を 考えると、 基本的にはヒックスのIS=LMモデルに基づいて 景気が悪い時には、財政支出及び 金融緩和政策によって民間の投資を刺激し、 それを通じて民間部門での雇用を拡大することで 完全雇用を目指す、と、そういう考え方(オールド・ ケインジアン)かと思います。 今日、ケインジアンというと、 長期的には貨幣の中立性を 前提として、政府は短期的に いかにして潜在成長率に実際の成長率を 近づけることができるのか、 を議論する枠組みのようなものではないか、と 思いますけど、しかし 「ケインズ政策」という場合には、依然として 赤字財政支出による総需要拡大 金融拡大政策による金利引き下げを通じて 民間投資を刺激する政策のことだと考えて いいのかな、と思います。 ですか