私の名前は、シャララジマ。 私は色白でアンニュイでもなければ、身長も圧倒的な細さもない。あるのは「コンセプト」だけだ。 ジェンダーレスなビジュアルが当たり前になってきた時代に、私は褐色の肌に、金髪、青い眼というような容姿で、人種のボーダレスを表現したビジュアルでモデル活動をしている。ジェンダーレスと同じくらい、人種のボーダレスもこの先進的な時代には重要な軸になってくるものだと思っている。 私のルーツは西洋でも、東洋とも呼ばれない間のインド系(正確にはバングラデシュ)だが、私はインド人も美しい、私の人種的な側面に美的価値を生みたいとは思っていない。自分の生まれたままの容姿で何かをするなら私はモデル活動を選ばない。 では、なぜこの活動をしているのか。それは、白人よりも黒人、何人よりも何人という人種の美の優劣、その流行から解放されるような未来のためだ。決して特定の人種の美しさを提示したいわけでは