仙台市太白区秋保地区の住民から「川遊びに来た人たちの迷惑駐車やごみの放置がひどい。緊急車両の通行もままならない」との困惑の声が「読者とともに 特別報道室」に寄せられた。迷惑駐車、ごみ放置とも名取川上流の羽山橋付近に集中。仙台市は注意を喚起するが、強制力はなく対応に苦慮している。 認知度高まりマナー悪化 看板100枚以上設置も効果なし 今月上旬、現場に出向くと、羽山橋付近の道路に約40台の車両が路上駐車の列を成していた。付近は駐車禁止区域ではないため、市は約500メートルの区間に三角コーンを約250本、路上駐車自粛を呼びかける看板を約100枚以上設置しているが、効果はないようだ。 地元住民によると、路上駐車やごみの散乱が増えてきたのは10年ほど前。交流サイト(SNS)などを通して、家族連れを中心にバーベキューなど川遊びスポットとして知られ始めた頃とみられる。 橋近くで商業施設を営む男性(43