くろりんご日誌寝る前に少ずつ読んでいる「あるヨギの自叙伝」（こっそり尊敬しているうちこちゃんのサイトが詳しいです。） まだ半分くらいしかよんでいませんが、どんどん引き込まれていきます。この本。 第三十章には、大事なことが書いてあるような気がしてなりません。 ヴェーダの聖典は、「物質界は一つの基本的な法則マーヤ（相対性と二元性の原理）によって操られている」と明言している。（略）この偽瞞的二元性のヴェールがマーヤである。 （略） すべての基本的自然現象は、それがマーヤから生じたことを露（あら）わしている。例えば、電気は反発と吸引の現象であり、電子と陽子とが対抗している。また、物質の最小微粒子である原子は、地球と同様、陽極と陰極をもつ磁石である。現象界はすべてこのような二極性の厳然たる支配下にある。物理、化学をはじめ、いかなる科学法則も、この二極背反の原理に基づかぬものはない。 したがって物質科学は、現象世界
