REGAL2504 - ソレドコ
文と写真 平民金子 ぼちぼち、子供が生まれて来る予定になっていて、相手は右も左も言葉すら理解出来ない未熟な存在なのであるが、「初対面の時に足元だけはきちんとお洒落しておこう」という気分になった。きっかけは特になく、近所のお好み焼き屋で焼酎を飲んでいた時に、とつぜん思いたったのだ。翌日になって、生まれて初めて百貨店の紳士靴売り場に行き、生まれて初めて革靴を買った。リーガル2504。それは発売されてから半世紀近くがたつ、何の装飾もない地味な黒い靴だ。昔から、履き物というのは100円で売られているイボイボのついた健康サンダルが実用的に一番だと考えていて、どこへ行くにも愛用していた身には、「革靴は最初にきつく感じるくらいの物を選んでおけば、そのうち自然と足に馴染んで履きやすくなっていきますよ」などという店員の言葉はまったくの異文化だった。 その日から、これまで締め付けられた事のない自由な足と、無骨
日曜日、大阪へ。阪急三国で飲む - 日毎に敵と懶惰に戦う
日曜日、また、朝から会社へ。用事を済ませていったん帰宅し、身支度してからお出かけ。大船駅構内の立ち食い鮨で昼飯を済ませ、西鎌倉でお茶の会 美味しいお茶をいろいろいただきました。自分は早めに辞して、羽田へ。明日の仕事の関係で、前乗りする必要があったもので、大阪へ ラウンジで「家庭画報」珍しく手に取ったけど、もう「超然」としか言いようの無い紙面づくりはほんとに凄いな…。ラグジュアリーホテルに瑞風にブルガリジュエリー、登場人物が浜美枝母娘に小雪にドローラ節子、圧が高い…。 ここまでやられると嫉妬も何もなく、はえー、すっごい、みたいな。そんな中、マカの売人、斎藤由香のコラムがあるのはご愛嬌。 雨降る中、飛行機に乗り込みまして。外はすっかり夜になって でも、離陸して西に向かえば、まだ少し明るさが残っている 今日はクラスJの一番前の席なので足元が広い やがて、生駒山地を越えるころには窓の外には夕焼けも
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