「相変わらず泣いてますか? 松田はすごい感動屋さんというか、なんでも感動して涙を流してしまいます(中略)それはとってもいいことだと思うんですよね。どんなことにも感受性のアンテナが敏感に反応している。涙の花粉症という感じだと思いますんで」 坂道グループのプロデューサー・秋元康がこう評するのが、日向坂46の松田好花だ。そんな彼女の豊かな感受性が大いに発揮されているメディアのひとつがラジオである。さらに、2023年10月より『オールナイトニッポン0(ZERO)』で月1パーソナリティを務める松田は、現在の“アイドルとラジオ”の関係を象徴する存在でもある。 ここでは、松田好花のラジオパーソナリティとしての魅力に迫りつつ、アイドルとラジオパーソナリティの“推し活”には共通点が多い理由についても紐解いていく。 “アイドルとラジオ”の関係を象徴する存在 若いラジオリスナーに話を聞いていると、「アイドルの番