"Wasp performs roach-brain-surgery to make zombie slave-roaches" =「ゾンビ化して奴隷にするため、ゴキブリに脳外科手術を施す蜂」 Boing Boing というサイトに踊る刺激的なタイトルです。間違いなくおもしろそうな話です。 しかし、リンク先の記事にあるゴキブリの写真がよくわかりません。 その背中からはえている物は、昆虫の頭部のようにも見えますが、私にははっきりとは理解できませんでした。どうやら、理解を超えた事態が起こっている場面のようです。 この写真の謎を解明すべく、頑張って英語の記事を訳してみました。その蜂は、ゴキブリの殻のすき間から脳の中へ、針を直接射し込みます。針の横に沿って備わっている感覚で、蜂は針を脳へと導くようです。外科医が腹腔鏡を使って盲腸を探り当てるのに少し似ているかもしれません。更に蜂は、ゴキブリの逃走神
吸虫類のLeucochloridium(ロイコクロリディウム、あるいはレウコクロリディウム)はかなり一風変わった有名な寄生虫で、幼虫の時にはカタツムリに寄生します。寄生されたカタツムリは普段は鳥などに見つからないように葉っぱの影などにいるのに、寄生虫に操られているかのように目立つ場所へと移動していきます。それだけならまだしも、この寄生虫はカタツムリの触角に移動し、戦慄すべき動きを行って、鳥の目を引きます。そして案の定、カタツムリは鳥に突っつかれて食べられ、この寄生虫は鳥に寄生するというわけ。さらに鳥の中で成虫になると、今度は幼虫を含んだフンがこの鳥から排泄され、そのフンをカタツムリが食べて……という恐るべき繁殖サイクルを繰り返すわけです、恐ろしい……。 この一連の様子を解説しているムービーがYouTubeにありますので、見てみましょう。 YouTube - Zombie snails(人に
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