水浴びと飛翔 40倍高速度撮影 カワラヒワ(河原鶸、学名:Chloris sinica)はスズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種である。英名 "Oriental Greenfinch" は東洋にいる緑色のアトリ類の意味。種小名sinicaは支那(中国)の意味である 形態[編集] 体長は約 14cm 、翼開長約24cmでスズメと同大だがやや小さい。全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼(初列風切と次列風切)に混じる黄色が特徴的である。 分布[編集] 東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布する。 日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥。ただし北部のものは冬場は暖地へ移動する。 鳴き声[編集] 地鳴きは「キリリ、コロロ」等と聞こえ、メジロの「チリチリ」という鳴き声にも似ているが、本種のほうが声量があり太い鳴き声なので識別できる。さえずりは「チョンチョンジューイン」等と聞こえる。 「ジ
Butorides striatus ササゴイ(笹五位[1]、Butorides striatus)は、ペリカン目サギ科ササゴイ属に分類される鳥類。本種のみでササゴイ属を構成する。 分布[編集] アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸南部および東部、インドネシア、オーストラリア、ソロモン諸島、日本、パプアニューギニア、フィリピン、マダガスカル[a 1] 日本では夏季に本州、四国、九州に飛来(夏鳥)し[1]、冬季になると九州以南で越冬(冬鳥もしくは留鳥)する [2][3][4][5][6][7]。 形態[編集] 全長40-52センチメートル[2][3][4][6]。翼開張62-76センチメートル[2][3]。体重0.1-0.3キログラム[8]。後頭には数本の羽毛が伸長する[6]。羽衣は青灰色で、喉に白い縦縞が入る[6]。額から後頸にかけて青緑色がかった黒い羽毛で被われる
オナガガモ(尾長鴨、学名:Anas acuta)は、カモ目カモ科カモ亜科マガモ属に分類される鳥類の一種である。北半球に広く分布する大型のカモで、名前通りオスの尾羽が長いのが特徴である。 ユーラシア大陸の北部と北アメリカ北部の寒帯から亜寒帯にかけての地域で繁殖し、冬季はユーラシアおよび北アメリカの温帯から熱帯地域やアフリカ北部に渡り越冬する。カモ類の中ではマガモ、コガモ、ハシビロガモに並んで分布域が広い。アジア極東部で繁殖するものは、同じ個体が年によって日本などのアジア地域や北アメリカと異なった地域で越冬することが、足環を使った標識調査で確認されている。 日本では全国に冬鳥として多数渡来する。 オナガガモの分布。黄緑が繁殖地、青が越冬地、緑が1年中見られる地域を示す 全長はオス61-75cm、メス51-57 cm。翼開長は80-95 cm。マガモよりもわずかに大きい。他のカモより比較的首と尾
Histrionicus histrionicus シノリガモ(晨鳧[1]、晨鴨[2]、Histrionicus histrionicus)は、カモ目カモ科シノリガモ属に分類される鳥類。本種のみでシノリガモ属を構成する。 アイスランド、アメリカ合衆国、カナダ、大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、デンマーク(グリーンランド)、日本、メキシコ、ロシア東部[a 1] アイスランド、グリーンランド、ニューファンドランド島、ラブラドル半島で繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸沿岸部で越冬する個体群と、アラスカからカリフォルニア湾、シベリア東部からカムチャッカ半島などで繁殖し、冬季になると東アジア沿岸部で越冬する個体群がいる[3][4][5][a 2]。 日本では冬季になると北海道や東北地方の沿岸部に飛来(冬鳥)するが、一部は夏季にも留まり繁殖する(留鳥)[4][5][6]。 全長38-4
マガモ(真鴨、学名:Anas platyrhynchos)は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種。 分布[編集] 北半球の冷帯から温帯に広く分布し、北方で繁殖するものは冬季は南方への渡りをおこない越冬する。 日本では、亜種マガモが冬鳥として北海道から南西諸島まで全国的に渡来する。北海道と本州中部の山地では少数が繁殖する。 本州中部以南で、本種が繁殖したとの記録がたまに見受けられるが、これはアヒル・アイガモが繁殖した可能性が高い。アヒル・アイガモとマガモは生物学的には同じ種であり、識別のしがたい場合もある。 形態[編集] 体長50-65 cm。翼開長75-100 cm。繁殖期のオスは黄色のくちばし、緑色の頭、白い首輪、灰白色と黒褐色の胴体とあざやかな体色をしている。メスはくちばしが橙と黒で、ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色のふちどりがある羽毛におおわれる。非繁殖期のオスはメスとよく似た羽色(エク
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中華人民共和国、日本、アムール地方、朝鮮半島に分布する[5]。 日本では主に本州以南に周年生息(留鳥)するが[5]、北方に生息する個体には冬季に暖地へ移動するものも存在する(渡り鳥)[6]。和名は「軽の池」(橿原市大軽周辺とする説もあり)で夏季も含めて見られたカモであったことに由来すると考えられている[4]。 全長51.5 - 64.5センチメートル[5]。翼長オス25.4 - 27.6センチメートル、メス24.3 - 26センチメートル[7]。頭頂や背・腰は黒褐色[8]。次列風切の光沢は青紫色で、次列風切や三列風切羽縁に小型で不明瞭な白色部がある[8]。オスは腹部が濃褐色で、羽毛外縁(羽縁)の淡色部が小型になり胸部との差異が明瞭[9]。尾羽基部を被う羽毛(上尾筒・下尾筒)が光沢のある黒[9]。メスは胸部と腹部の羽色の差異が不明瞭[9]。上尾筒や下尾筒が黒褐色で、羽縁が淡色だったり淡色の斑
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