「ESSE」「レタスクラブ」等の生活情報誌の副編集長として20年以上、節約・マネー記事を担当。貯蓄成功のポイントは貯め方よりお金の使い癖にあるとの視点で、貯蓄・節約アドバイスを行う。著書に『定年後でもちゃっかり増えるお金術』『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(以上、講談社)、『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。 消費経済リサーチルーム:https://www.ec-reporter.com/ Facebook:https://www.facebook.com/ecreport News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 消費増税後に始まったキャッシュレス決済のポイント還元事業が、順調に利
QRかICカードか? 交通系チケットシステムを巡る世界の最新事情:鈴木淳也のモバイル決済業界地図(1/5 ページ) 2018年4月に日本経済新聞の電子版が「JR東社長『廉価版Suicaを研究』」という記事で、現状の交通系IC「Suica」のシステムをより安価で導入しやすいものとし、海外展開を視野に入れたシステム外販を目指している旨の報道を行った。 それから1年以上が経過した2019年2月、今度は産経新聞が「JR東日本、スイカ簡易版システム導入へ 全域カバーで電子マネー経済圏づくり」のタイトルで、JR東日本が廉価版Suicaを地方交通に提供することで、交通系ICカードシステムの日本全国への普及を目指す計画を報じている。 筆者の取材によれば、後者の試みはもともと国土交通省が目指す「交通系ICカードの(全国への)普及と利便性拡大」を主軸に、同省ならびにJR東日本、FeliCaを擁するソニーらが進
“楽天のエコシステム”で日本のキャッシュレス化を推進 「楽天ペイ」の狙い:モバイル決済の裏側を聞く(1/2 ページ) 最近「キャッシュレス化」というキーワードをよく聞く。店舗での決済や個人間での金銭の受け渡しに「現金(キャッシュ)」を用いず、クレジットカードや電子マネー、その他の手段を使ってやりとりを行うことを指して使われる言葉だが、このキャッシュレス化において日本は世界と比較しても遅れているという指摘がある。 キャッシュレス化の取り組みはもともと人口が少なく、国土における居住エリアが偏在している北欧において、現金を維持するコスト負担を削減する取り組みとして広く推進されてきた。この他、カード決済比率が8~9割程度と世界でも高水準の韓国などを加え、よりスムーズに資金環流を促して経済の活性化や透明化を推進する試みとして、2000年台以降、特に注目されることになった。 現在、このトレンドをけん引
最近は「キャッシュレス」、「キャッシュレス決済」という言葉をよく耳にします。経済産業省も2018年4月に「キャッシュレス・ビジョン」というレポートを発表し、その推進に努めています。キャッシュレス化どういうことなのでしょうか。また、私たちはそのトレンドに乗ってしまってよいのでしょうか。 キャッシュレス化とは キャッシュレス化とはどのようなことでしょうか。 一言でいえば、買い物などをする際に決済をする際に、紙幣や硬貨といったハードウェアである現金を介して決済をしなくてもよいことを言います。したがって、おなじみの電子マネーやクレジットカードもキャッシュレスでの決済ということができます。 経産省はキャッシュレスについてこう説明しています。 現状「キャッシュレス」については、広汎に共通的に認識されている定義は存在しない。 「え?!定義がないものについてビジョンを語ろうとしているのか」という指摘をする
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く