http://koerarenaikabe.livedoor.biz/archives/51118106.html 医療に限らず、およそ人の手になるものには「最善を尽くしたけれども改善しきれない」事態というものが含まれている。教育にしたって、入学時点で全く我が儘だった中学生を卒業までに品行方正にしろと言われても絶対の保証など出来かねるだろう。出来ることと出来ないことがあるだけでなく、出来ることでも100%出来るというわけではないという事態が往々にして発生する。人間そのものを取り扱うわけではない幾つかの分野----農林水産業など----の分野においてさえ、人が人である限り、完璧を期することは出来ない。完璧さを追求しすぎた後に残るのは“失敗するぐらいなら何もしない”という例のやつだ(この国においては、老いも若きも、完璧さを執拗に追求する側と完璧さを追求されて何もしないことを選択する者が溢れてい