id: miyakichiさんの日記で、英国のレズビアン作家サラ・ウォーターズの『半身』(isbn:4488254020)の感想を拝読。 この小説はぜひ2回以上読むことをおすすめします。1度目でひねりの効きまくったラストの展開にのたうち回り、2度目では「よく見るとこんなところにこんな伏線が!」と唸りながら読む、というのが正しい味わい方ではないかと。 みやきち日記ー『半身』(サラ・ウォーターズ[著]、中村有希[訳]、東京創元社)感想 うーん、あのどんでん返しはスゴかった。まさかああなるとは思わなかった。 みやきちさんの言う通り、あとから考えると伏線があちこちに隠してあったのだが、初読は全っ然気づかなかったから、いきなり登場したラスボスに腰が抜けるほど驚いた。 なんだよ、こんなの、ミステリとして反則じゃねーか。と思ったとき、ハタと気づいた。 な、名前かッ!!!!? やられた。 このとき、僕はサ
![わたしはあなたの行かれる所へ行き、あなたの宿られる所に宿ります - に し へ ゆ く 〜Orientation to Occident](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e385f15efd163a50fcf2bd5e499b822a0e9238be/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51AXJZEFN0L._SL160_.jpg)