壁際に立たされて、5メートルの向こう側からテニスボールを投げつけられ続ける事を、喜び進んでやる者は無い。 当たり前である。 そんなもの、楽しくない。 ところが、そんな当たり前の事すらわからぬ人間が世の中にはいる。 それがどのような人々であるのか調べると、すぐに答が見つかった。 彼ら、つまりは当たり前の事すらわからぬ愚かな人たちというのは、皆が皆してゲーム好きであるという事が判明したのだ。彼らは日々プレイするゲームによって、なにもかもを破壊され、脳みそぱっぱらぱーな廃人になってしまい、当たり前の事すらわからぬ哀れな人となってしまっていたのだ。 そう、世に言うゲーム脳である。 そしてもう少しそれを調べていると、そのような人たちは皆シューティングゲームというものをやっているという事が判明した。 そう、当たり前の事すらわからぬ彼らは全員シューティング脳であったのだ。 まことにおそろしい。 これには