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  • ゾフルーザ採用見送り - 亀田メディカルセンター|亀田総合病院 感染症科

    すでにバロキサビル(商品名:ゾフルーザ)が、抗インフルエンザ薬の市場第1位になったようです。1回投与という簡便さが受けたのでしょうか? 先に結論を述べますが、当科では今シーズンはゾフルーザを使用する予定はありません。 産経新聞:インフル薬「ゾフルーザ」シェア1位に 負担軽く人気 ウイルスの排泄がday 2-3がタミフルより少ない状態となることが利点とされていますが、当にそれによって感染性が落ちることは示されていません(飛沫予防策の期間は変わりません)。また、インフルエンザウイルスA/H3N2で、治療中に約10%が耐性化する可能性が指摘されており、その場合、ウイルス排泄はタミフル群より多いため、むしろそのような株が大勢を占めた場合、感染伝播拡大の危険性もあります。また、コストは、4789円(40mg)で、タミフルの2720円(5日分)の1.76倍です。タミフルのジェネリックはさらに安く13

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