「パネルが飛ばないか不安」「パイプが崩れないのか?」―綴喜郡井手町で、高さ10㍍超の鉄パイプの骨組みを土台にした大規模太陽光発電所(メガソーラー)が建設され、周辺の住民や農家から不安の声が上がっています。日本共産党は現地調査を行い、設置業者への行政指導を行うよう求めています。 ■共産党「設置業者への行政指導を」 メガソーラーが建設されたのは同町多賀地区の茶畑や観光農園が広がる山林の一角。事業主は、有限会社「ひかり商事」(八幡市)。 同党の調査によると、約1㌶の広さに、6000枚程度のパネルが敷かれています。パネルを支える土台が約1㍍四方のコンクリートブロックだけのところや、直径10㌢未満の鉄パイプを高さ10㍍超へ組み合わせてパネルを載せるなど、粗雑な施工となっています。 茶畑や、みかん狩りなどの観光農園への通り道に隣接し、周辺住民から不安の声が上がっています。 茶農家の村田源人さん(64)