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ブックマーク / www.style.fm (4)

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第470回 シャアの「ララァが母に……」発言

    シャアとアムロの会話は続く。「それで、それを私は迷惑に感じて、クェスをマシーンにしたんだな」というシャアの発言に対して、アムロが「貴様ほどの男が、なんて器量の小さい!」と突っ込み、それにシャアが「ララァ・スンは、私の母になってくれるかもしれなかった女性だ。そのララァを殺したお前に言えた事か!」と応える。この発言にはアムロも驚く。「お母さん? ララァが!?  うわっ!」。彼が「うわっ!」と驚いたのは、νガンダムのコクピットが光で包まれたためだ。次のカットを見ると、νガンダムが爆発したわけではないのが分かる。シャアとアムロの精神が、サイコフレームの光と共に、宇宙の彼方へ飛び去っていったように見える。ここでシャアとアムロの会話は終了だ。ナナイの反応から察すると、ここでシャアは死んだのだろう。ならば、アムロも一緒に命を落としているはずだ。その後、アクシズは地球から離れて、地球の人々がアクシズの光を

  • WEBアニメスタイル | β運動の岸辺で[片渕須直]第47回 宅急便の宅送便「次は自分たちで、ね」

    当時、ジブリの所属でもなんでもないアニメージュ編集部の鈴木敏夫さんが、実質的なプロデューサーとして、宮崎さんがこちらの現場方面に介入してくるのを防ぐため、色々手を尽くしてくれていたのだが、最終的にここがスポンサー乗りしなければこの企画は成立しないことになるという立場の企業の方から、 「当方としては『宮崎駿監督作品』としてのもの以外に出資するつもりはない」 と、実にはっきりしたことを、冗談のひとつも交えず、やけに硬直した面持ちでいわれてしまったことがあり、せっかくネクタイのひとつも締めて新橋まで出かけたこちらも困ったが、鈴木さんと相談してここはこちらから身を引くカタチをとることにした。 当時、メインキャラクターのデザイン、パン屋の美術設定などくらいまでができていたところだった。宮崎さんはキキのキャラクターを『トトロ』のメイのような(あるいは後年の千尋みたいな)はっちゃけた感じにしろといってい

  • WEBアニメスタイル | animator interview 橋本敬史(5)

    animator interview 橋敬史(5)『STEAM BOY』への道のり 橋 『ジャイアントロボ』と同時期にやっていたのが『(バトルファイターズ)餓狼伝説』かな。これもペンネームだったような気がする。 小黒 映画の方ですか? 橋 いや、最初のTVスペシャルです。それも大張さんから依頼があって、外丸君と2人でパート作監をやったような感じです。 小黒 それはどんなシーンなんですか? 橋 アクションは大張さんのパートだったので、意外と普通な、おちゃらけのところだったような気がする。それはちょうど、カミさんと結婚を前提につき合い始めた頃で……いきなり私生活の話をしちゃいますけど(笑)。カミさんの家が仙台だったので、東京で1ヶ月、仙台のカミさんの家で1ヶ月仕事をするというのを、1年間続けてたんですね。 小黒 へええー。 橋 透過台を首からぶら下げて新幹線に乗って、向こうの家で仕事

  • WEBアニメスタイル_アニメの作画を語ろう

    小黒 『ガンダム』に話は戻りますが、原画になられて、楽しく仕事できたんですか。 板野 やってましたよ。なんかね、名前が出てなくても、例えば、ハモンがカーゴで突っ込んでいった時の着弾や爆発とか(21話「激闘は憎しみ深く」)。ゴッグが地上用の対空砲台を鈎爪でバーッと潰して海から出てくるやつとか(26話)。あの辺も基的には自分の原画なんで。 小黒 そうなんですか。 板野 だから、あの当時の爆発って、青鉢(芳信)さんの迫力のあるでっかい爆発と、中村プロのブラシを何枚も適当に重ねて差し替えちゃう爆発と、安彦さんのきれーいな爆発と、あと僕が描いていた爆発と、そんなんがあったんですよ。 小黒 なるほど。 板野 安彦さんは途中で入院されていなくなっちゃうんで、後半から、やっぱり大変だったんですけど。 小黒 最終回で、キシリアが頭を飛ばされるじゃないですか(43話「脱出」)。あそこは板野さんじゃないですか

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