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ブックマーク / blog.szk.cc (2)

  • 「共感」を呼ぶべきか――炎上CMとバイラル

    ネットの初期からそうだったのかもしれないけれど、ソーシャルメディア時代になって特に面倒になったなと感じることのひとつに、「意見のい違い」がある。「感動した」と書けば「は?あんなのクソじゃんセンス疑うわ」と返され、「許せない」と言えば「じゃあこれもあれも批判しないと筋が通らないとおもいまーす」と突っ込まれる。そうした衝突を避けようとすれば、意見の違いは放置するのが吉となるのだけれど、たまに学生のつぶやきを見てしまって「いやそれは違うだろう」となってしまうこともある。いまはすっかり「ネット=自分のひとりごとスペース」だと思っているので、他者の書き込みはすべてbotかAIだと受け止めてはいるものの、自分と異なる意見をどう見るべきか、正解のない問題だなあと思う。 特に、賛否両論あるグレーな事例で、その面倒さは頂点に達する。ある人や情報が「炎上」する、つまり批判を集めると、大抵の場合次に起きるのは

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  • “let it go”のアイロニー « SOUL for SALE

    映画評論ができるほど映画を見ているわけでもないし、その中でもディズニーなんてほぼ見たことがないわけだけれど、この2年はまったく映画なんて見る余裕もなかったわけだし、リハビリも兼ねて『アナと雪の女王』について書いてみようと思う。前評判だのYouTubeで展開されているプロモーション動画だので色々予習していったので、それほど意外ではなかったけれど、全体としてとにかくアイロニーに満ちた作品だなあというのが大枠の感想。 言われていたところだと、作で描かれているのは「王子様がお姫様を幸せにする」というテーマへのアンチテーゼということらしい。しかしながらこの解釈はあまりにも日的過ぎるという感じがする。例えば2007年の『魔法にかけられて』なんかの方が、明確にこうしたテーゼへのアンチになっているし(というより『魔法にかけられて』自体がディズニーの再帰的パロディなのだけど)、アメリカのメディア状況を考

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