彼は「ゴブリン退治は人気がない」と、言葉少なに教えてくれた。 農村の依頼だから報酬が安く、新人向けだから熟練者は選ばない。 (p77より引用) 蝸牛くも『ゴブリンスレイヤー』を読んだ。 ゴブリンスレイヤー (GA文庫) 作者: 蝸牛くも,神奈月昇出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2016/02/13メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 最近はずっと古典作品ばかり読んでいたので久しぶりのラノベは大変読みやすく、読者を飽きさせない趣向に富んでいるなぁと感じた。おもろい。 宝島社が年に1回刊行している『このライトノベルがすごい!』の2017年度版において、本作は文庫部門5位にランクインしている。 作者へのインタビューも一緒に掲載されていたので目を通したのだけど、特徴的なのは、作者自身が過去にインスパイアされた作品はアメコミやTRPGで占められており、小説やその作者