「話しても信じてもらえないと思って30年ひとりで抱えてきたんですが、誰も信じてくれなくても私だけは覚えているんです。体に刻み込まれているんです」 30代の女性が打ち明けた性被害。それは5歳のときのことでした。 友達の女の子から、無理やり性器に指を入れられたといいます。 以来、女の子と親しくなることが怖くて友達を作れず、「自分は周りの子と違う」とみずからを責め続けてきました。 今も同性と話すことに抵抗があるという女性。 それでも、女性ディレクターである私に伝えたかった思いとは。 ※この記事では性暴力被害の実態を広く伝えるため、被害の詳細について触れています。フラッシュバック等 症状のある方はご留意ください。