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2008年12月1日のブックマーク (2件)

  • Windowsレジストリを利用したフォレンジクス──さまざまな設定を調べる

    わたしは前回、「Windowsレジストリを利用したフォレンジクス――ハッカーの行動を調べる」という記事で、マシンにログオン中のユーザーの最近の操作を調査担当者が特定するのに役立つレジストリ内の幾つかの重要な項目について解説した。その中で特に注目したのが「HKCU」(Hive Key Current User)というレジストリ部分だった。今回は、レジストリの「HKLM」(Hive Key Local Machine)セクションで指定できる各種のシステムワイドな設定について解説する。これらの設定は、フォレンジクス調査担当者にも非常に役立つものだ。 Microsoft Windowsの幾つかのバージョン(XP Professional、Vista、Server 2003、Server 2008)には、「reg.exe」コマンドが含まれている。これを利用すれば、レジストリ内の情報の確認や更新が行え

    Windowsレジストリを利用したフォレンジクス──さまざまな設定を調べる
  • Windowsレジストリを利用したフォレンジクス――ハッカーの行動を調べる

    侵入を受けたWindowsシステムを調査担当者やシステム管理者が分析する際、Windowsレジストリを調べれば、攻撃者の行動に関する非常に重要な情報を収集できる。Windowsレジストリは、Windowsマシンの何万項目にも及ぶ設定を格納した階層型データベースだ。外部の攻撃者がWindowsマシンに侵入したのか、内部の従業員が不正行為を働いたのか、それとも何らかの理由でマルウェアがマシンに感染したのかにかかわらず、Windowsレジストリには調査担当者に役立つ貴重な情報が含まれている。稿では、調査担当者がユーザーの行動に関してレジストリからどのような情報を収集できるかについて述べる。次回は、OS全般に関する有用なレジストリ情報を引き出す方法について説明する予定だ。 レジストリの操作 調査担当者がレジストリを操作する方法は幾つかあるが、とりわけ重宝するのがWindowsに標準で付属するGU

    Windowsレジストリを利用したフォレンジクス――ハッカーの行動を調べる