「君はうがった見方ばかりをするね、素直じゃない」 「うがった」「穿つ(うがつ)」という言葉は、否定的な意味合いで使われてしまうことが多いようです。誤用されるようになった理由は「うがつ(穿つ)」という言葉が「疑う」に似ているからとも言われていますが、今回は「うがった見方」「穿つ(うがつ)」とはどういう意味なのか確認してみましょう。 「うがった見方」とは ~「穿つ(うがつ)」の意味 「君の考え方はひねくれている」「偏見があるね」という風に、「うがった見方」の誤用としてその考え方が平均的なものではないと使われるケースが5割近くあるということが平成23年度の文化庁による国語に関する世論調査でわかっています。 「穿つ(うがつ)」とは穴を開けるという意味 →深堀りして、物事の本質を捉えるという肯定の意味がある 「穿つ」「うがった見方」とは、物事の本質を深く捉えた肯定の意味の言葉。「穿つ」の元々の意味が