アイデアをブレストするときに役立つ「三題噺(さんだいばなし)」を紹介します。三題噺を使って、効率良くさまざまな切り口のアイデアをブレストして、それを企画立案やコンテンツ作成に活かす方法を事例を交えて紹介します。まずは、「三題噺」から説明していきましょう。 三題噺(さんだいばなし)とは?三題噺(さんだいばなし)とは、落語の形態の一種で、客席から3つの言葉をもらい、それを織り込んでその場で話を作るという即興演目のことです。有名なものに「酔っぱらい」「財布」「芝浜」というお題からできた落語演目で芝浜があります。コンテンツを作る場合には即興性は不要ですが、元の発想としてはこの三題噺の考え方が非常に役に立ちます。 まず、お題となる言葉を出します。1人でエディターソフトを開いてたくさんの言葉を並べてみるのも良いでしょう。ブレーンストーミング形式でいろいろな言葉を並べてみれば、1人の発想を超えるたくさん