4日に北朝鮮から弾道ミサイルが発射された際、警戒を呼びかけるJアラートが東京の島しょ部に誤って出されたことが後に分かりましたが、大島町ではJアラートが出された直後、指定された避難施設に逃げ込んだ人は1人もいなかったということで、避難の在り方に課題が見られました。 4日午前、北朝鮮から弾道ミサイルが発射された際、警戒を呼びかけるJアラートが北海道と青森県のほか、東京の島しょ部の9町村に出されましたが、その後、東京の島しょ部に出されたのは誤りだったことが分かりました。 都は、法律に基づいて万が一のミサイルの飛来などによる爆風などからの直接の被害を軽減するため、コンクリートの建物や地下街などの頑丈な施設を「緊急一時避難施設」として指定することを進めていて、先月までに都の人口1400万人分の一時的な避難先をおおむね確保したとしています。 このうち、4日にJアラートが出された大島町には32の施設があ