2009年度の役員報酬は、ゴーン社長が8億9000万円で、ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長(4億1000万円)を大きく上回り、これまでに開示された国内企業の役員報酬では最高額とみられる。 横浜市で同日開かれた株主総会で明らかにした。ゴーン社長は「会社業績、役員個人の実績、他のグローバル企業の役員報酬の3項目を基準に、金額を算定した」と説明している。 役員報酬の総額は16億9000万円で、ゴーン社長以外では、志賀俊之・最高執行責任者が1億3400万円、カルロス・タバレス副社長が1億9800万円で、計6人の取締役の報酬が1億円を上回った。