シンチレーション検出器による放射線量の測定(2011年11月、福島県南相馬市) シンチレーション検出器(シンチレーションけんしゅつき、英: scintillation detector)とは、シンチレータ(scintillator)[注釈 1]を用いた放射線測定器を言う。 廉価で作ることができる割には計数効率が良いので、広く使用されている。 電離性の放射線の入射により蛍光や燐光を発生する物質をシンチレータ(scintillator)という[1]。シンチレータは放射線を受けても微弱な光しか発しないが、それを光電子増倍管など[注釈 2]で増幅し大きな電気パルスにすることで放射線を検出することができるようになる。このようにシンチレータの放射線に対する発光性質を利用した放射線検出機器をシンチレーション検出器(scintillation detector)と呼ぶ。 シンチレータの種類に応じて検出器が