Cocoa はじめの一歩 はじめに MacOSXになってからプログラミング環境が無料で手に入るようになりました。学割でも数万円はするソフト(CodeWarriorなど)を苦労して買っていた昔とは隔世の感があります。 せっかくタダなんだからちょっとやってみよう!と興味を持たれる方は多いのではないかと思います。 現在Cocoaに関して優れた本がいくつか出版されていますが、どれもプログラミング、特にCに関して基礎的な知識が要求されます。ではまずはCを勉強してみよう、と思ってもWindowsをベースにした説明ばかりで(コードそのものは同じなのですが)完全な初心者には「Macではどうすれば良いの?」と意外に敷居が高いのが現状です。 ここでは「完全な0から」始めたい人向けに簡単なガイドを提供したいと思います。 なお一概にプログラミングといっても現在Macのデスクトップアプリケーショ
Mac OS X の、NeXT から受け継いだ API 環境、それが Cocoa だ。Cocoa の特徴は、パワフルで先進的で洗練されたフレームワークであるということ。現在、最強のフレームワークの 1 つ、と言っても言い過ぎではないと思うよ。 しかし、実際に Cocoa プログラミングを始めようと思うと、とにかく資料が少ない。ドキュメントはやっとそろってきたけど、なによりサンプルが少ない。新しい環境を覚えるには、大量のサンプルが不可欠だ。どうにかこうにか四苦八苦しながら勉強してるけども、やりっ放しじゃもったいない。サンプルが少ないなら、自分で作るしかないでしょう。 というわけで、Cocoa API の使い方、サンプル、Tips などを集めたのが、この Cocoa Programming Tips 1001 だ。Cocoa プログラミングに役立つような、実践的な内容を目指すぜ。
Keywords: instanceRespondToSelector, respondsToSelector Objective-C は late binding な言語。これって、メソッドに返事ができるかどうかは、評価するまで分からない、ってことを意味する。それならば、評価をしてみよう!てなわけで、プログラム中でのメソッドの評価の仕方の話だ。 セレクタを評価するためのメソッドとして、NSObject に instancesRespondToSelector: が、NSObject protocol として respondsToSelector: が定義されている。
これを使うと、range で指定した範囲を含む、最小の行を取り出してくれる。たとえば、引き数の range に最初の一文字(0, 0)を指定すると、一番最初の行を表す NSRange を取り出すことができるんだ。 これを使って、NSString から、1 行づ取り出すコードを書いてみる。 - (void)makeParsedString:(NSString*)string { NSString* parsedString; NSRange range, subrange; int length; length = [string length]; range = NSMakeRange(0, length); while(range.length > 0) { subrange = [string lineRangeForRange: NSMakeRange(range.location,
<その54> キルケゴールの思想を代表する書物の一つといわれる『死に至る病』は、副題に「教化および覚醒のための、キリスト教的・心理学的講話」と掲げられた「建徳的講話」の一つである。これまで「建徳的講話」と彼が呼ぶ「キリスト教講話」は、そのすべてを実名で出版してきた。しかし、この書物は、あえて、 アンチ・クリマクス著作、セーレン・キルケゴール刊行 という形で、1849年7月コペンハーゲンにて刊行された。 これは、『あれか−これか』などのこれまでの「左手の美的・倫理的著作」と呼ぶものと同じ形式の出版である。 キルケゴールは、先に『哲学的断片への結びとしての非学問的後書き』の中で、これまでの仮名著作が自分の手になるものであることを明らかにしたのだから、通常なら、もはや仮名を使用する理由はないはずである。それにもかかわらず、「建徳的講話」の中に位置づけられるこの『死に至る病』を仮名で出
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