世界の癌発生は、毎年約1千万人といわれますがこのうちの約3割は食事等で予防すること が可能であるとされています。 ビタミンCとビタミンEとカロチンは発癌物質であるイニシエーターの働きを抑え、 ビタミンAとカロチンは細胞膜を強くして発癌促進物質であるプロモーターの働きを弱める働きがあることが解っています。 (右の表を参照) それでは、具体的にはどのような食事・どのような生活を心がければ良いのでしょうか?以下に「癌の予防15か条」を掲げますが、食生活の改善、特に植物性食品を 主体とする食事が、癌予防に非常に有効であることを強調しています。 癌の予防15か条:出典、世界がん研究基金・米国がん研究協会(1997) 1.食品と食事:野菜や果物、豆類、精製度の低いデンプン質などの主食食品が豊富な、植物性食品を中心にした食事をする。 2.体重の維持:BMI(体重㎏/(身長m)×(身長m))を21~23に